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気血水について

漢方医学の体系論!気血水について!!

陰陽論や五行説というものが漢方の基礎的な考えにはあります。では実際に身体の構成成分気、血、水について説明していきます。

漢方でみていくと人体は「気」、「血」、「水」の3つの構成成分でできていると考えます。


またそれぞれの特徴から陰陽論でいうと「気」を陽に「血」、「水」を陰に分類して考えます。陽に分類される「気」は人体の生理機能をつかさどり、「陰」に分類される「血」、「水」は体全体に栄養を巡らせる栄養滋潤作用を担うと考えます。

 



            



この陽と陰を合わせたところに、人間の身体を構成している物質がすべて含まれています。この気血水がお互いに助け合い、コントロールをし合いながら密接に関係して全身をめぐり、生理機能を営んでいるのです。

では「気」とはなんなのか?気」とは漢方でいうところの生命エネルギーのことであり、生理機能であると考えます。具体的な働きをいうと身体をあたためたり、新陳代謝を促したり、外からの菌やウイルスから身を守ったり、汗や尿を出したり、内臓の位置を保ったり、などなどに働く力のことを気の作用と考えます。



次に「血」について説明します。血とは身体を陰陽に分けた時の陰の部分であり、全身に栄養を供給し、潤すことがその働きになります。また、血は単に血液のことではなくそれを含むもっと広い意味合いで漢方では考えられ、生命活動を維持するための基本的な物質の一つとしています。血が十分に足りていると、顔色はよく、筋肉が充実し、皮膚や毛髪も潤い、視力もよく、肢体の関節運動も機敏です。もし、血が不足すると目がくらんだり、めまい、皮膚の乾燥、手足の痺れ、などの現象が現れます。また、血は精神活動の主な物質でもあります。血が足りていると精神は充実しますが、不足すると記憶力の低下、失眠、イライラ、不安、ノイローゼ、意識がはっきりしない、などの症状が現れます。




水(津液)も陰に入るもので、人の体内にある正常な水分のことであり、各臓器、組織器官内の体液と正常な分泌物を含みます。水(津液)の働きは、全身を潤すことで、筋肉、皮膚、毛髪、を潤し関節の働きを滑らかにする働きをもっています。


以上のような身体を構成する気、血、水のバランスが保たれている時は健康であり、そのバランスが崩れると病気に身体が傾いていくのです。漢方医学とはこの気血水のバランスを整えることが全てであるといっても過言ではありません。 



     つづきは5臓について














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