富田林市の鍼灸・ボディ&フェイスセラピースペースリーフでは、美容鍼灸やリンパデトックスなどのアンチエイジングセラピーに特化した施術を行っております。 

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風邪の漢方的予防

風邪について!!


風 邪は一般的には(風邪)と書きます。漢方では風を邪としてとらえて(ふうじゃ)と読みます。主に外界の(風)という邪気が皮毛や口、鼻、などの体表面から 侵入しようとして、皮膚や皮下組織、皮膚に近い筋肉や関節にとどまっているために引き起こされる症状です。基本的に表証で、悪寒や悪風、頭痛、発熱、節々 の痛みなどが特徴です。

                                

風邪の特徴

  

身体の上部や外側に位置する頭部や体表面が侵される。

あちこちに痛みや症状が変化して出たり消えたりする。

寒、熱などの他の邪気を誘導してくる。


風邪の予防

  

養生して生気(身体のエネルギー)を高めて、病邪に対する抵抗力と病邪を除去する能力を助けることが何より大切です。

「正気が十分あれば、邪気は入り込めない」ということが基本的には漢方の考えではあります。                                         ※風邪の初期には基本的には発汗を促し解表することが大切です。ですがこじれた風邪や長引いている風邪、体質的に身体の弱い人には解表は逆効果になり体力を奪われて悪化するおそれもあるので医師や薬剤師の指示をきいて適切な処置を行いましょう。※



風邪の種類について


風寒の風邪・・・・悪寒、熱があっても寒気が強い



原因    冬など寒い時に起こりやすい。風邪の邪気が、主に背中から侵入することで発症      する。よく背中がゾクゾクしたり寒気に襲われるのはこのタイプであります。

      寒さで血行が悪くなり、頭痛、関節痛、筋肉痛等の痛みがある。

対処法   発汗させて身体を温める。


風熱の風邪・・・・咽がはれて痛む、咳、咽が渇く、熱っぽく顔が赤い



原因    春または夏の温暖な季節に起こりやすい。炎熱の性質で、発熱、扁桃腺が腫れる      などが起こる。

対処法   身体の熱を冷ますことがまず第一であります。病邪の発散!


暑湿の風邪・・・・身体が熱く、多少の悪寒、身体が重だるくて痛い、頭重、痰と鼻水が粘る



原因    梅雨や夏の湿気が多い季節に起こりやすい。暑さと湿度によって熱感、倦怠感、      引き起こされる。

対処法   湿度を除くようにしていく


正気不足による風邪・・・・疲れやすい、元気がない、食欲がない、悪寒、微熱、節々の痛み

原因    体のエネルギーの不足によるもので風邪に犯されやすく治りづらい。老人、や小      児もともと虚弱な体質に起こりやすい。こじれた風邪の感じ。

対処法   正気を高めていくこと。




                                           風邪養生に効く症状別の食養生


寒気がきつい場合


ネギ味噌湯・・・・みじんぎりにしたネギや、すりおろしたニンニクにお湯を注いで、醤油やみそなど好みの調味料で味付けし熱いうちに飲む。(ネギみじん切り大さじ1杯、おろししょうが少々、みそ小さじ1杯、さとう小さじ1杯)材料全てを入れて180CCの熱湯を注ぐ。



咽の痛みや咳の場合


大根飴・・・・広口瓶に切った大根を入れて、上から水あめを大根がひたひたに隠れるまで入れる。2〜3時間たったら上澄みをそのまま、叉はお湯で割って飲む。(大根の1センチ角切り、水あめかハチミツ、広口ビン)



                           

胃腸の風邪、吐き気、下痢の場合


梅醤油番茶・・・・梅干しを湯飲み茶碗に入れて箸でよくつぶし生姜の絞り汁2〜3滴と、醤油小さじ1を加え、熱い番茶150〜200CCを注ぎ熱いうちに飲む。(普段からの予防にも)

 熱咽の痛み、頭痛などによるもの

板藍根・・・・・5グラムを水約500CCを弱火で煎じ、数回に分けて飲む。


             

普段の養生として風邪を引きやすい人は、皮膚を鍛えましょう。風邪では肺がまず冒されますが肺は皮膚と密接に関係しますので、首の後面、左右の肩甲骨の間をタオルやブラシで1日1〜2回、10〜15回程度毎日こすると肺が強くなり風邪を引きにくくなりますよ!







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