富田林市の鍼灸・ボディ&フェイスセラピースペースリーフでは、美容鍼灸やリンパデトックスなどのアンチエイジングセラピーに特化した施術を行っております。 

お問い合わせ・ご予約はこちらから

0721-29-8877

大阪府富田林市小金台 2-5−10※駐車場:多数有り

美容鍼灸はなぜ効くか!!

肌の解剖について 


 皮膚の構造
                                                                        皮膚は3層より構成され、外側から表皮、真皮、皮下組織となっている

表皮の解剖

                                                                                                                                                                                              表皮はわずか0.3ミリ程度でその内側から基底細胞、有棘細胞、顆粒層、角質層と徐々に変化し、最後は皮膚の1番外側にある角質層となり、一定の期間留まった後に剥がれ落ちていきます。皮膚は生まれて剥がれ落ちるまでに、約1カ月のサイクルで再生されていて、このことを(ターンオーバー)と呼びます。
肌の1番外側を覆う厚さ0.02ミリ〜0.03ミリの角質層は、角質細胞がブロック状に重なり、セラミドという成分の脂質が角質細胞同士をセメントのように接着しています。このセラミドが十分に繋ぎ合わせることで、肌に水分をキープしてくれます。
美肌を保つためには皮膚の新陳代謝をよくして、ターンオーバーが正常に繰り返されることが大事です。また水分保持の役割を果たすセラミドが十分保たれ、肌のバリア機能が働いていることも大切です。

真皮の解剖について 

                                                                                 表皮を下から支えているのが真皮層になります。網目状にはりめぐるコラーゲン繊維とそれを繋ぎ合わせる弾力性のあるエラスチンが、皮膚の弾力を保つために真皮内でクッションの役割を果たし、サポートしています。そしてこれらの隙間には水分を十分に含んだヒアルロン酸があり肌の内側の水分保持だけでなく、肌全体の潤いと柔軟性をもたらします。
真皮の中には繊維芽細胞と呼ばれる美肌作りに一番大きく関わる細胞が点々と含まれ、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を作り、また古くなったコラーゲンやエラスチンの分解処理も行います。

真皮に働きかける美容鍼灸の効能

 真皮層では繊維芽細胞によるコラーゲン、エラスチンの生産と分解が絶えずおこなわれています。しかし年齢や紫外線、乾燥などの条件によって繊維芽細胞が弱りコラーゲン、エラスチンの生産が減り、代謝のリズムが崩れて通常のターンオーバーのサイクルが狂っていきます。真皮全体のコラーゲンやエラスチンの生産量が減ることで、表皮を支える力が弱くなり肌全体の弾力やハリが失われ、法令線のような深いシワや目の下や顔全体のたるみなどを引き起こします。
鍼をすることで真皮層に微細な傷がつきます。すると代謝せずに眠っていた組織も、傷つけられたことにより(回復しなくては)と目覚め、代謝がスタートいたします。真皮での代謝が活性化することで、新しいコラーゲンやエラスチンの生産が増し、古い組織の分解もスムーズにおこなわれて、ターンオーバーのサイクルも正常化していくのです。
そうすることで本来の肌の潤いや弾力を取り戻し美肌へと導きます。
美容鍼灸がマッサージや美顔器を凌駕して突出した効果をだすのは、こうした仕組みにより唯一真皮層に働きかけることができる美容方法だからではないかと思います。